爪の横の硬い皮膚を誰でも簡単に綺麗にする方法を紹介します。100均のネイルグッズでも代用できる。実際に100均のネイルグッズでやってみました!
甘皮ケアをするような細かい技術はいらないので、不器用な方でもできてしまうような簡単な角質ケアです。
こんな感じで100均のネイルグッズで簡単に角質ケアができます!
まず、爪の横の硬い皮膚(角質)が出来る原因
・指先を使うことによって起きる摩擦と爪が当たっていることによる擦れ
・乾燥
この2つが起きる事によりターンオーバーが乱れやすくなり、
他の場所より角質が溜まっていき硬い皮膚が重なってしまいます。
足のかかとのガサガサも同じ原理で角質が溜まっています。
足ほど手は常に何かに擦れている訳ではないのですが
指先をかなりよく使う+乾燥状態に晒されやすい人は指の腹までひび割れてしまっている人もいます。
ターンオーバーの乱れで角質は溜まるので、老化も1つ原因に含まれます。
老化は肌の代謝を遅く乱すので、年齢とともに角質というものは気になってくるものです。
ただ、爪の横の角質にいたってはターンオーバーが乱れていない若い世代にもなる現象です。その原因が擦れと乾燥ということを覚えていてほしいです。
ではこの指の角質…ほっとけばよくなる。なんて都合の良い事は起きません
色々な道具を使ってケアする事ができますが、誰でも簡単に角質ケアができる方法を今日は紹介するのと、間違った角質ケアの方法を説明します。まず間違ったケアから、どれか当てはまってしまうものがあるかもしれませんね?
間違った角質ケアの方法
・爪切りやはさみで硬くなった角質をチョン切る
・無理やり指でむしる
・化学薬品で溶かして取る
これらの方法はハンドキュアリストとして、ネイルのプロとしてお勧めできないやり方です。
爪切りやはさみ・指で角質をむしる(皮を剥ぐ)のは、余分な角質だけでなく必要な角質まで取ってしまう恐れや、皮膚を保護する角質を全て取ってお肉が出て出血してしまう事に繋がりやすい行為だからです。
ささくれをむしる・爪切りで角質を切る事は誰しも経験があると思いますが、その際に痛い思いをした人も多いと思います。
また、必要な角質まで取り過ぎてしまう事は単純に「痛い」だけではなく、その後の皮膚の再生にも関わってきます。
「余分に角質が取れた部分を傷とみなし、それを守ろうと角質が急激に厚くなる」という現象がおきてしまいます。
取った直後はスッキリするかもしれませんが、またすぐに角質が硬くなってしまうのです。
なので、角質ケアに必要なのは「厚くなった不必要な角質だけを取るケア」です。
それでは、簡単にできる正しい角質ケアの方法をご紹介します。
100均で◎簡単にできる角質ケア
用意するもの
・水
・100均の爪やすり
・スポンジバッファー
・シャイナー (あれば)
・保湿 (仕上げの保湿剤)
ネイルサロンなど、ハンドキュアリストのカリキュラムでの角質ケアは機械(マシン)を使って角質ケアをスピーディーに行っていきますが、この今回紹介する方法でも十分に綺麗に角質ケアが行えます
手順
①角質部分を水で濡らす
②爪やすりで角質が溜まった所を擦る

③水分がなくなってきたら、水を足す
④触ってみてだいぶ柔らかくなってきたら、スポンジバッファーでこする
⑤シャイナーがあれば、シャイナーでこするとよりツルツルになる

⑥角質ケア後は必ず保湿をする
手順はこんなにシンプルで簡単です。
やすりやスポンジバッファーで擦るだけです。痛い・ヒリヒリする事があった場合は擦りすぎですので、やりすぎには注意が必要ですが、爪切りでちょん切るという行為より断然安全です。
1〜2だけでも結構綺麗になりますが、4・5をプラスするとより角質が滑らかになるのでやったほうがより仕上がりが綺麗になります。
6の「角質ケア後は必ず保湿する」は1〜2だけの場合でも必ず行って下さい
ツルスベになった肌に満足して保湿を怠ると、また角質ができる原因「乾燥」が起きます。ツルスベになった部分をより維持するためにも保湿は行いましょう
保湿剤はクリームではなく、オイル・美容液がおすすめです。
角質により浸透しやすいものが、角質を柔軟にしツルスベ肌を保ってくれます
角質は生活しているだけでも溜まっていきやすいものです。
とくに、よく使う指 (人差し指や中指)は他の部分と比べて硬くなりやすく今回紹介した角質ケアを行っていても放置しておくとまた角質が溜まっていきます。
角質がなるべく溜まらない・硬くならないようにする予防策ももちろんあります。
・こまめな保湿(オイルや美容液)
・指先の過度な擦れを起こさないこと
・ささくれを剥かない
・間違った角質ケアを行わないこと
これらを日々続けて守っていくと、硬い角質ができにくくなります。
それでも、硬い角質ができた場合は今回紹介した角質ケアの方法を再度行ってリセットすれば大丈夫です
ぜひ、爪の横の角質が溜まって硬くなった部分に試してみてください。ツルスベになってやみつきになりますよ〜!