お客様との信頼度チェックvol.2 | 前島みどりのブログ | 美容サロン様の頼れるパートナーとして信頼できる化粧品の仕入れをサポートします

１つ前の記事、サロンのお客様との信頼度チェックvol.1の続きとなります。

前回の記事を読んでいただいた方はチェックしてみていただけましたか？

チェックしてみていない方は１つ前の記事に飛んでこちらもチェックしてみてくださいね。

では続きの⑥～⑩のチェックもいってみましょう！

⑥相手と同じテンションで話す

お客様には様々なタイプの方がいらっしゃいます。

関西のおばちゃん風なタイプの方への丁寧過ぎる対応はNGです。居心地を悪く感じさせてしまいます。

逆におとなしい方へハイテンションで話すとそのテンションについていけないお客様は疲れてしまいます。相手のテンションにこちらが合わせることで、相手の話しやすさを誘います。

⑦自分から自分のことを話す

カウンセリングがただただ尋問になっていませんか？

ご新規のお客様とは「信頼関係」がまだ成り立っていませんので以下のようなやり方で信頼関係の第一歩を築いてみてください。

例えば施術者が

「爪は肌の一部ですから、肌のために早寝しないとと思うのにね、ついつい夜な夜なネットフリックス観ちゃうんですよね…○○さんは早く寝られていますか？」

など、まず自分が出来ていないことを伝えることで、お客様も本当の事が言いやすくなります。

実はお客様は嘘つきなんです。心の中で(言い辛いなぁ)と、思うとやっていなくてもつい

「やっています！」

なんて言ってしまうものなんです。皆さんも自分がお客様の際そんな経験ありませんか？

また

「最近乾燥気味なお客様多いんですけれど○○さんはどうですか？」

このように第三者のことを入れ込んで話すこともお客様が本音を言いやすい環境作りになります。

カウンセリングでは本来のお客様の現状をきちんと把握していないと、お客様の目指す未来を叶え辛く、それどころか遠のくことにもなりかねません。

お客様が本音を話しやすいコミュニケーションをこちらから提供する工夫が必要です。

⑧相手の話を否定しない

信頼関係が出来上がっていない方に対して否定してはいけません。

「○○さん、ネイルオイル寝る前に塗らなきゃだめですよ！」

と突然言うのではなく

「私面倒くさがりなんで寝る前に塗ることを忘れがちでした。でもこのオイルの香りをかぎながら寝るととてもいい気分で寝むりにつけるんです。

○○さんもだまされたと思ってやってみてください。きっと私のように習慣化されるかなって。」

こんな風にお客様ができないことを否定せず

自分も以前はやれなかったけれど、こんな発見があったり、工夫をしたことで今では自分もできるようになりました。

と、お客様に寄り添うと共に「自分にも出来そう！」とハードルを下げてあげることで「やってみよう」という気持ちを引き出します。

⑨共通の話題を話す

これは会話の中からできるだけ早く探してください。

例えば

・同じカフェが好き

・同じところに住んでいたことがある

・ジャニーズの同じ人のファン

・同じ学校だった

・同い歳の子供がいる

こんな共通点があれば一気にお客様との距離が縮まり話が盛り上がります

⑩話を途中でさえぎらない

話を最後まで聞くということは

「あなたのいうことは重要だ」というメッセージを送ることに繋がります。そして理解しようとしてくれているその姿に安心し、相手が心を開きやすくなります。

カウンセリングや会話の中でこのようなコミニケーションがとれることによりお客様は安心して施術を受けられます。

ネイルサロンは決して技術だけで通っていただけるものではありません。

心から満足できるような深い信頼関係と親密感をお客様と築けることによりリピートしてくださり、永く通っていただけることになります。

ぜひこれらの項目を念頭においてお客様と永く続く人間関係を築いてみてください。